農学
2011年に出版された本を紹介する31冊目。昨日の『海は誰のものか』に続いて小松正之氏。小松氏はもともと捕鯨問題に関する国際的な交渉の日本側の中心人物として有名になった人だ。なのでクジラ関係の著書がかなり多い。本書はその最新の一冊といえる。小松…
2011年に出版された本を紹介する30冊目。昨日松岡正剛『日本のもと 海』を紹介したつながりで、今日は以前からこのブログで参照している元水産官僚の小松正之氏を。自分の漁業関係の知識はすべてこの人に由来する。といっても去年読み始めたばかり。読み始め…
毎日新聞より。 http://mainichi.jp/select/today/news/20120108k0000e040137000c.html 調査捕鯨:シー・シェパードか 3人、日本船に乗り込む 2012年1月8日 12時59分 更新:1月8日 19時36分 水産庁は8日、オーストラリアの西部沖で、日本の調査捕鯨船を監…
今回は本ブログで何度も参照した表記の本の読書メモを載せておきたい。以下の3つのエントリは本書の農業・林業・水産業の各章の内容に基づいたもの。各エントリの内容はこのメモのサブセットになっているが、文章自体は各エントリの方が分かりやすくしたつもり…
以前のエントリの続きとして、それとは別のエントリで参照した本書の読書メモを載せておく。 小松正之『日本の食卓から魚が消える日』(2010)日本経済新聞社 ★★★ 八田達夫、高田眞『日本の農林水産業』(読書メモ)で参考文献に挙げられていたので読んでみた…
日経新聞より。 http://www.nikkei.com/life/gourmet/article/g=96958A90889DE1E5E2E6E7E1E3E2E2E4E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E6E2E4E0E2E3E2E4EAE6E4 老舗困った! 「すし」に異変、人気はサーモンへ マグロ後退 すしに異変――。マグロに代わってサー…
日本の第一次産業シリーズ第3回。前回、前々回と八田達夫・高田眞『日本の農林水産業』(2010)(読書メモ)を基に日本の農業・林業の問題点について書いた。今回も同様に同書に基づき漁業の問題点について書いてみる。 ●日本の漁業の現状 日本は1972-1988年にかけ…
前回は八田達夫・高田眞『日本の農林水産業』(2010)(読書メモ)を基に農業について書いた。今回も同様にこの本を基に林業について考えてみる。自分は林業について読んだ本はこれが初めて。まったく馴染みのない分野だったので新鮮で参考になった。日本の林業に…
今回はこの問いについて八田達夫・高田眞『日本の農林水産業』(2010)(読書メモ)を基に考えてみる。この本には日本の農業・林業・漁業の問題点と解決策が書かれている。日本の農業・林業・漁業はどれもろくでもない状況に陥っているが3業種に共通の問題がある一方…