文学

東日本大震災1年 追悼式で1200人黙祷:「祈り」とは何か?神頼みではない

朝日新聞より。 http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY201203110143.html 東日本大震災1年 追悼式で1200人黙祷 2012年3月11日20時35分 政府主催の「東日本大震災1周年追悼式」が11日午後、東京都千代田区の国立劇場であり、天皇、皇后両陛…

堀江貴文『成金』

2011年に出版された本を紹介する21冊目。今回も20冊目堀江貴文、成毛眞『儲けたいなら科学なんじゃないの?』に続いてホリエモン。私が堀江氏の本のどこに読む価値を見出しているかについてはこのエントリを参照。成金作者: 堀江貴文,佐藤秀峰出版社/メーカ…

堀江貴文『0311再起動』

2011年に出版された本を紹介する16冊目。今回も15冊目東洋経済新報社編集部『震災からの経済復興』に続いて震災関連。私がホリエモンの本のどこに読む価値を見出しているかについては以前のエントリを参照。0311再起動 君たちに東日本大震災後の世界を託…

養老孟司、茂木健一郎、山内昌之、橋本治ほか『復興の精神』

2011年の本を紹介するシリーズ14冊目。今回も13冊目橘玲『大震災の後で人生について語るということ』と同様震災関連の本書を。本書を読んでの感想は、以前、紹介した内田樹・中沢新一・平川克美『大津波と原発』の中の中沢氏の発言を読んだときと同じような…

内田樹・中沢新一・平川克美『大津波と原発』

中沢新一氏が「緑の党」を立ち上げるというニュース(本エントリ末の記事)。 中沢氏の著書は読んだことがないが、内田樹氏との対談を以前に読んだ。そこで「緑の党」の話をしていた。その対談を読む限り、中沢氏の発言は下らないものばかりであった。こんな馬…

橋本治『いま私たちが考えるべきこと』

前回のエントリでこととということの関連について書いた。この二つの問題を繰り返し取り上げて論じているのが作家の橋本治氏。自分は橋本氏の小説は読んでいないが、今の日本でこの人以上の評論を書く作家はいないだろうと思う。自分が橋本氏を好きな理由は…

アルベール・カミュ著、窪田啓作訳『異邦人』

最近について書いているので(こことここ)、それをよく表現したアルベール・カミュ『異邦人』(1942)を読んだときの読書メモを載せておこうと思う。以下メモから。 アルベール・カミュ著、窪田啓作訳『異邦人』(1942)新潮社 ★★★★★ 最近ニーチェを読んでいる…