2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
現実と抽象 こういうニュースに接すると「馬鹿だなあ」と思ってしまう。自分の採用しているバカの定義に当てはまるので。 抽象 自分の採用しているバカの定義は、論理のつながりをすっ飛ばす者だ。簡単に言えば短絡する者といえる。理論のつながりとは「Aならば…
前回のエントリでこととということの関連について書いた。この二つの問題を繰り返し取り上げて論じているのが作家の橋本治氏。自分は橋本氏の小説は読んでいないが、今の日本でこの人以上の評論を書く作家はいないだろうと思う。自分が橋本氏を好きな理由は…
昨日のエントリで日本はことが少ないので近代社会になっていないという問題がずっと論じられてきたと書いた。 以前のエントリでという視点は現代の社会を考える上で有用だろうと書いた。 またリベラリズム(やそれに対するコミュニタリアンの批判)について繰…
現実 J-CASTより。http://www.j-cast.com/2011/08/26105482.html 生徒の2ちゃんねる書き込みで発覚 日本史「ハングル授業」に賛否両論 2011/8/26 17:31 「韓流ごり押し」が問題化するなか、神奈川県立高校の教諭が、日本史の授業でハングルを教えたり、校外…
前回のエントリで法と実態の乖離>の例として売春・パチンコなどを挙げた。 他の例として思い出したのが学校における体罰。 尾木直樹氏(法政大)が宮台真司氏との対談本『学校を救済せよ』で次のように述べていた。体罰をなくすにはどうしたらいいか。体罰の定…
以前、未成年者の飲酒禁止についてのエントリで、を批判した。 前回の暴力団についてのエントリで、暴力団の機能は、法に不備がある場合における法の執行の代替手段>と書いた。は法の不備の一例といえるだろう。そうするとがある場合には暴力という代替手段…
抽象 暴力団の本質は何か。法学の視点からは自力救済>だろう。 近代社会においては自力救済は禁止されている。なぜなら、自力救済を認めると「万人の万人に対する闘争」に逆戻りしてしまうため。よって、近代社会では救済が与えられるか否かは法に基づき公平に…
産経新聞より。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110823/crm11082310490009-n1.htm 地元商店もフェア中止、横断幕撤去…お祝いムード一変 光星学院飲酒問題 2011.8.23 10:48 夏の甲子園で準優勝した光星学院野球部員による飲酒問題は、青森県勢42年ぶ…
現実 毎日新聞より。http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110823k0000m040055000c.html?toprank=onehour 光星学院:野球部員3人が飲酒 ネットで判明、停学処分に 夏の甲子園で準優勝した青森県代表、光星学院高(八戸市、法官新一校長)野球部のベンチ…
時事通信より。http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2011082200280 山岡 洋一氏(やまおか・よういち=翻訳家)20日午前0時4分、心筋梗塞のため横浜市の病院で死去、62歳。神奈川県出身。葬儀は27日午前10時から同市緑区長津田5125の1の横浜…
最近について書いているので(こことここ)、それをよく表現したアルベール・カミュ『異邦人』(1942)を読んだときの読書メモを載せておこうと思う。以下メモから。 アルベール・カミュ著、窪田啓作訳『異邦人』(1942)新潮社 ★★★★★ 最近ニーチェを読んでいる…
現実 韓国関連に偏った放送をしているとして問題になっているフジテレビ騒動だが、テレビ側から「嫌なら見るな」という主張が出てきて、「電波は公共性があるから『嫌なら見るな』では済まない」という反論がなされている。 抽象 ここで「電波の公共性」とは何なの…
現実 現実問題としては、長万部町と広告会社の契約の問題。よって、契約法にしたがって処理されればそれで終わりだろう。町が不用意な相手と契約してしまったというだけ。 抽象 自分の中での本騒動の位置づけはを求める動きの一つの例。とは「それ自体が目的」…
現実 日本人女性はどうやら手すりにまたがって写真をとって戻ろうとしたときにバランスを崩して落ちたようだ。 http://www.huffingtonpost.ca/2011/08/17/ayano-tokumasu-niagara-falls-japanese-student-last-moments-camera_n_929003.html 上のハフィント…
現実 まず、刑法の問題として犯罪であれば刑事手続にのっとって処罰するのが当然の前提だろう。あとは公共経済学でいうの一例という面もあるだろう。 このような問題なので、警察強化、社会保障制度改革が対応策として挙がるのは当然だろう。そして、このよ…