2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2011年に出版された本を紹介する18冊目。今回も17冊目堀江貴文『お金はいつも正しい』に続いてホリエモン。私が堀江氏の本のどこに読む価値を見出しているかについてはこのエントリを参照。嫌われ者の流儀作者: 堀江貴文,茂木健一郎出版社/メーカー: 小学館…
池田信夫ブログにマイケル・サンデルの師チャールズ・テイラーの『自我の源泉』が紹介する記事がある。 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51468456.html 少し古い2010年の記事だが、これが以前からこのブログで書いているテーマとぴったり合っている…
毎日新聞より。 http://mainichi.jp/select/today/news/20120108k0000e040137000c.html 調査捕鯨:シー・シェパードか 3人、日本船に乗り込む 2012年1月8日 12時59分 更新:1月8日 19時36分 水産庁は8日、オーストラリアの西部沖で、日本の調査捕鯨船を監…
今回は債権法改正について書かれた二冊の新書、大村敦志『民法改正を考える』(2011)と内田貴『民法改正』(2011)を比較してみたい。民法改正を考える (岩波新書)作者: 大村敦志出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/10/21メディア: 新書購入: 3人 クリック:…
2011年に出版された本を紹介する17冊目。今回も16冊目堀江貴文『0311再起動』に続いてホリエモン。私が堀江氏の本のどこに読む価値を見出しているかについては以前のエントリを参照。その中で堀江氏の特徴として合理主義とコンサマトリーな価値観を挙げ、こ…
2011年に出版された本を紹介する16冊目。今回も15冊目東洋経済新報社編集部『震災からの経済復興』に続いて震災関連。私がホリエモンの本のどこに読む価値を見出しているかについては以前のエントリを参照。0311再起動 君たちに東日本大震災後の世界を託…
いや、人気があるのかは知らないが。自分は結構好きだ。 さて、私の考える人気の理由は堀江氏が1.気合が入ってるから、2.現代の日本人にとって時代性をもっているからというものだ。 気合というのは以前のエントリで述べたへの信仰があるということだが、こ…
ロイターより。 ギリシャでホームレス急増(字幕・18日 01:40) ※動画なので貼り付けていません http://jp.reuters.com/video/2012/01/20/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%81%A7%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%AC%E3%82%B9%E6%80%A5%E5%A2%97%E…
らばQより。http://labaq.com/archives/51725816.html 宇宙はどんな風に始まったのか。 「神による天地創造だと思うか?」 「あるいはビッグバンだと思うか?」 という2択アンケートが世界各国で行われました。 すると興味深いことに、先進国の中でアメリカ…
池田信夫ブログの「山口二郎氏は何を間違えたのか」というエントリを読んだ。 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51768741.html 山口二郎氏(北大)がテレビで橋下徹知事市長(※誤字訂正)にボコボコにされた動画を紹介している。 池田氏は「なぜ山口氏はボ…
2ちゃんまとめサイトより。http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1691144.html 「ビックリマンチョコ」が復刻! 価格は当時の30円→84円で販売 1980年代に大ブームを巻き起こしたビックリマンチョコが復刻発売! 2月21日(火)に「ビックリマン伝説」(想定…
2011年の本15冊目。今回も14冊目養老孟司ほか『復興の精神』に続いて震災関連の本書を。以前東電 実質国有化へ:賠償スキームと送発電分離案というエントリで紹介した八田達夫氏の東電賠償スキームは本書で読んだものだった。 また、この読書メモには書いて…
2011年の本を紹介するシリーズ14冊目。今回も13冊目橘玲『大震災の後で人生について語るということ』と同様震災関連の本書を。本書を読んでの感想は、以前、紹介した内田樹・中沢新一・平川克美『大津波と原発』の中の中沢氏の発言を読んだときと同じような…
2011年の本を紹介するシリーズ13冊目。12冊目岩田規久男『経済復興』に続いて震災関連の本書を。橘氏のプロフィールはよく分からないが、もともと金融機関か何かでサラリーマンをやっていたようだ。その経験にもとづいていると思われるが、著書のほとんどが…
2011年の本を紹介するシリーズ12冊目。今回も11冊目『デフレと超円高』に続き岩田規久男氏の本を。2011年はやはり大震災関連の本を読むことになったが、これもその1冊。岩田氏の本なので復興のための経済政策について。経済復興: 大震災から立ち上がる作者: …
2011年の本を紹介するシリーズ11冊目。今回も10冊目『福澤諭吉に学ぶ思考の技術』に続き岩田規久男氏の本を。本書の一部を面倒くさくなって飛ばし読みしてしまったので再読しようかとも考えている。私が面倒くさくなってしまったのは第2章で岩田氏が円高の原…
2011年の本を紹介するシリーズ10冊目。今回は9冊目『経済学的思考のすすめ』に続き岩田規久男氏の本を。福澤諭吉に学ぶ 思考の技術作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/02/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含…
2011年の本を紹介するシリーズ9冊目。今回は5冊目の小島寛之『数学的思考の技術』と似たタイトルの本書の読書メモを。本書のいう「経済学的思考」とは仮説演繹法のこと。仮説演繹法は非常に重要な概念である。以前のエントリ参照。本書を読んだ当時の自分は、…
2011年の本を紹介するシリーズ8冊目。今回は3〜5冊目として紹介した小島寛之氏の師匠でもある松井彰彦氏(東京大)の本を。専門はゲーム理論。エコノメトリック・ソサエティのフェローなので、確実に日本最高の経済学者の一人といえる。しかも日本人フェローの…
朝日新聞より。http://www.asahi.com/national/update/0109/OSK201201090059.html 大阪の原発住民投票審査へ 市民団体「法定数超す署名」 大阪と東京で原発の是非を問う住民投票を目指す市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」は9日、投票条例制…
2011年の本を紹介するシリーズ7冊目。6冊目として紹介したケインズ学会編『危機の中でから学ぶ』では経済思想史・経済学史の不毛さを感じたが、私が著書を定期的に読んでいる唯一の経済思想史家が本ブログでも何度か登場している根井雅弘氏(京都大)だ。 日本…
2011年の本6冊目。今回は3冊目の小島寛之監修『マンガ ケインズ』と同じくケインズについての本書を。危機の中で〈ケインズ〉から学ぶ――資本主義とヴィジョンの再生を目指して作者: 浅田統一郎,小野善康,間宮陽介,伊東光晴,若田部昌澄,伊藤誠,塩野谷祐一,根…
2011年の本5冊目。『マンガ ケインズ』と『景気を読みとく数学入門』に続いて小島寛之氏。数学的思考の技術 (ベスト新書)作者: 小島寛之出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2011/02/08メディア: 新書購入: 45人 クリック: 1,031回この商品を含むブログ …
2011年出版の本の読書メモをシリーズで載せている。その4冊目。前回の『マンガ ケインズ』に続いて小島寛之氏。景気を読みとく数学入門 (角川ソフィア文庫)作者: 小島 寛之出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2011/03/25メディア: 文庫購入: 26人 クリッ…
今回からしばらく2011年に出版された本の読書メモを載せていこうと思う。既に載せたものとして内田樹・中沢新一・平川克美『大津波と原発』と山田奨治『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』がある。まず最初の一冊は最近エントリを書いていたケインズに…
シュンペーター―孤高の経済学者 (岩波新書)作者: 伊東光晴,根井雅弘出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1993/03/22メディア: 新書購入: 3人 クリック: 24回この商品を含むブログ (17件) を見る 伊東光晴、根井雅弘『シュンペーター』(1993)岩波書店 ★★★ 吉…
ケインズとガルブレイス、ケインズとシュンペーターについて書いたが(これとこれ)、シュンペーターとガルブレイスの関係はどうなのかというとハーバード大での同僚ということになる。シュンペーターは大教授、ガルブレイスは講師という差はあるが。表記の自…